『私の戦闘力は、53万です』
フリーザ
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本日の動画
http://youtu.be/67nISM0TawU
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一度聞いたら忘れない名言ですねww
「え~~!!!マジで!!??」ってなりますww
しかし、このセリフは変身前のもの。
この後フリーザは3回変身を繰り返し
上記の写真のようになります。
そしてなんと!
この時の戦闘力の最大値は1億2000万という!
どんだけ跳ね上がるねん!!!www
ということで、
フリーザの戦闘力推移はこちらのサイトを参照↓↓↓
http://dragonballbp.web.fc2.com/char/freezabp.html
さて、なぜフリーザを出したのかというと、
「平均」という言葉の意味を考えていただこうと思ったからです。
例えば、このフリーザの戦闘力が
仮に1000万だったとしましょう。
ここに私たち人間が3人味方に付きます。
人間の戦闘力なんて微々たるものなので、
戦力外の戦闘力0として計算しましょう。
対するはピッコロ、クリリン、天津飯、ヤムチャ。
それぞれの戦闘力は
400万、300万、180万、120万とします。
ん~勝てそうにありません(苦笑)
しかし、この状況をデータ的に分析してみようと思った時、
あるデータでいけば両者は“互角”だと言えてしまうんです。
それが「平均」の怖さ。
フリーザチームの平均は
(1000万+0+0+0)/4=250万
対するピッコロチームは
(400万+300万+180万+120万)/4=250万
!?
同じ強さではないですか!
しかし、お分かりの通り、
人は切り貼りできるものではないので
人間が何の手出しができなくとも、
フリーザは一人で圧勝してしまうというわけです。
数字的には全く同じでも
状況は明らかに偏りがある。
そう考えると「平均」という考え方は
相当に注意して扱う必要があると分かります。
分析結果として提出されたデータの中に
「平均」があったら要注意ですね。
何も「平均」だけではありません。
「偏差値」というのもそうです。
例えば東京大学の理科1類や2類の偏差値は
70~75で表記されます。
これは京大医学部と同じラインです。
じゃあ、東大受かるなら京大医学部受かるか!?
と言われると、そうでもありません。
なぜなら出題される問題がそもそも違うからです。
仮に全く同じ問題が課されるなら比較できますが、
出題傾向の違う他大学を偏差値ベースで比較することには
あまり意味はないようです。
このように、日頃当たり前に触れていることにも
実は蓋を開けてみるとおかしなことが沢山あって、
そういう誤った認識が
“誤解”となって判断材料になってしまいます。
こういう論理をすり替えさせてしまうものに気付ける能力は
複雑化した社会では必須になってくるので
是非今から磨いていきましょう。
ちなみに、こういった能力とは論理的思考能力と言います。
物事を筋道立てて考えていく力のことです。
国語力、というのとは違うので注意して下さい。
そして論理的思考能力は「数学」で養うものなので、
キミは今後数学から逃げられないということになりますね(笑)
冗談は抜きで、本当に数学は大切な教科ですので、
何とか切り抜けて下さい^^
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本日の動画
http://youtu.be/67nISM0TawU
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