2015年6月25日木曜日

ソルベーさん、凄すぎます

化学を勉強している人なら、
ソルベー法というのを
聞いたことがあると思います。


ソルベー法。
ガラスの原料となる無水炭酸ナトリウムの
製造法のことで、
製造にアンモニアを使用したことから
アンモニアソーダ法とも呼ばれています。


化学ではこの程度の知識しか教わりません。
あとは化学式を覚えて終わりです。
しかし、このソルベーさん、
実はものすごい人だったんです。


ソルベーさんはこの製造法で特許を取得したことで
大金持ちになりました。
そのお金の一部は慈善活動に寄付したそうですが、
もう一つ別に行ったことがあります。
それが「ソルベー会議」です。


ソルベー会議とは1911年から始まった
極めて小規模な科学者会議です。
3年に1回程度の割合で
ドイツのブリュッセルで開催されているのですが、
しかし、この会議に参加していたメンツがすごい。


ローレンツ、
プランク、
アインシュタイン、
ボーア、
キュリー夫人、
ポアンカレなど、
そうそうたるメンバーなのです。


ここで話し合われたことは
科学界において重要項目ばかりであり、
特にローレンツなどは
アインシュタインにも
「同世代の科学者の中で最も偉大な人物」
と言わせしめたほどの人物です。


そして彼が議長を務めていた
第1回〜第5回までのソルベー会議は
量子力学の時計を早めたと
言われているほどです。


たった20名足らずとは言え
世界の大天才たちを集めて
世界を大きく進歩させたソルベーさんの功績は
人類全体にとって意義深い。


私も以前友人と3名で集まり、
野望カンファレンスなるものを行っていました。
最近は互いに家庭を持ち、
仕事も忙しくなったことで
なかなか開催できていませんが、
この集まりがいずれ
世界を大きく前進させる何かを
生み出すかも知れません。


明治初期、
日露戦争において大きな戦績を残した秋山兄弟と、
俳句という世界に新風を巻き起こした
正岡子規は親友同士でした。


何かを変える可能性を秘めた大人物は、
やはりそういった者たちと引き合い、
互いを高め合っていくものなのかも知れません。


化学の授業で何とはなしに
ソルベー法はね〜
こういう化学式だよ〜
今度の試験で出すからね〜
で終わってしまうものですが、
本当はこういうことをこそ知りたいものです。
そうすれば単なる知識に
息吹が生じて生きた情報になります。


これは完全に理想論ですが、
勉強とはかくありたいものですね。

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