2015年6月20日土曜日

「自分」の乗り越え方



今私は自分を乗り越えるための
勉強をしています。
自分を乗り越えるためには
自分というものの本質を
知る必要があります。


自分とはなんぞやって感じですが、
要するに
感情をコントロールしたくなったのです。


人生の効率化をさらに引き上げるには
いちいち不安になったり悩んだり
怒ったりイライラしたりする
情動を押さえ込む必要があります。


そういう負の感情のせいで
人生を停滞させたくないなと思ったのです。


それと同時に、
こういった無気力とか絶望感とか
劣等感とか、
そういうもののために
本来の力を十分に発揮できずにいる
子どもたちの様子を目の当たりにしていて、
これは勉強以前の問題じゃんと
思ったわけです。


感情をコントロールして
負の情動に支配されない自分を作れれば、
その過程で得た知識によって
子どもたちの無気力症候群への
対処法も学べるのではないかというのが
私の狙いだったわけです。


そもそも人間は
情動も思考も精神も認知も記憶も全てを
脳というコンピュータで行っています。
互いが複雑に絡み合い、
影響を及ぼし合いながら
それぞれの何かが生じるのです。


つまり、思考を鍛えることによって
精神を強くしたり
余計な情動を意図的に押さえ込んだり
できるようになるのではないか
というのが私の仮説でした。


前置きが長くなりましたが、
この加藤諦三さんの本は
かなり自己把握に活かせるものです。
他にも色々シリーズがあるので、
是非読んでみて下さい。


この本のおかげで、
だいぶ自分の“負”の根源が見えてきました。
自分の中の“正体不明”が
少しずつですが姿カタチ見えてきた感じです。


正体さえ分かれば対処は可能。
あとは意図的に思考を働かせて
腑に落としてしまえば終了です。
「ああ、そういうことだったのね」
と分かるだけでも
どれだけ救われることか。


主要5教科の勉強とは違いますが、
学びというのが本当に大事なものだと、
こういう勉強していると思います。


孫子も言うように、
敵を知り己を知れば、百戦危うからず。
しかし実際には、
敵のことよりも自分のことを知らない人が
はるかに多い気がします。


どちらかと言うと
自分自身に振り回されてしまう。
私もそうでした。
そしてそれが嫌になったのです。


自分の嫌な部分がなくなることで
自己肯定感が上がり
エフィカシーを高めることが可能になります。


エフィカシーが上がれば、
必然的に状況対処能力が向上するので
ブレイクスルーが起こしやすくなるのです。


もし心の隅の方に
どこか無気力な自分がいるようでしたら、
こちらの本、オススメです。

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