2013年1月30日水曜日

“安定”なんて逃げ場所は探すな!


「勝ち組の企業はみな 『付加価値を生まない時間を取り除く』組織能力を持っていることが判明した。」
御立尚資


この組織能力自体を国が持っているのだろうか、
という点がとても疑問(汗)


先日、「公務員は果たして安定なんだろうか??」
というテーマで友人たちと意見を交わしていました。
自分にはない視点が多く、
新しい切り口から
このテーマを再認識することができたという点で
有意義な意見交換になったと思います。


さて、なぜこんなことを話しているのかというと、
話のはじまりは親御さん方の認識への不安でした。
未だに「公務員の方がまだ安定」と思われている方がいて、
そういう時代認識が子どもたちに派生し
彼らの進路を狭めていくというのが
とても心配になったからです。


おそらく、
なんだかんだ公務員はまだ安定だ!
と信じている方もいらっしゃるでしょう。


でも少々乱暴な言い方をすれば、
それが通じるのはせいぜい今の親御さん方の世代までの話、
というのが私の意見です


2009年11月ドバイ・ショックから始まった
ソブリン・クライシス(欧州債務危機)によって、
ヨーロッパ各国は緊縮財政に乗り出しています。
その中でもイギリスのキャメロン首相は
ビッグ・ソサエティ(大きな社会)構想の中で
「50万人の公務員削減」をも盛り込みました。
ギリシャもまた公務員の削減に踏み切ろうという姿勢
を未だ崩していません。


そうです。
公務員もクビにできてしまうんです。
民間企業だけではなく国も経費削減を目的としたリストラを
実施できてしまう。


日本では給与を削減することも現状着々と進められ、
新規採用を56%削減したり、
早期退職者を募ったりしていますが、
日本の債務状況の危うさは欧州の比ではないわけで、
そのうちいつ公務員の人員削減に大ナタが振るわれるか
本当に分からない状況なんだと思って欲しいんです。


もちろん、そんなことにならないに越したことはありません。


でも、仮にそうなったとき
「公務員は安定だと思ったのに!」
と国に唾吐きブログで愚痴を叫んでも
どうにもならないんです。


私は子どもたちにそんな経験をさせたくない。


だから危機管理意識の一環として
「公務員は言うほど安定じゃないよ、もう」
って言ってるんです。


それに、嫌が応にも競争にさらされる民間と違って、
公務員は抜け、追い越せの意識が低く見える。


政府管轄の役所や教育といった目に見える範囲でも、
その業務状況の改善はどれだけなされているのか
本当に疑問です。


窓口の人の愛相が良かった、なんて言ってる場合ではなく、
もっと書類の数を減らしたり伝達システムを改善したり、
窓口に行く人たちの時間を無駄に浪費しないような、
もっと言えば教育を受ける子どもたちが
より有意義な学生生活を送られるような、
そういう意識での環境改善がなされないものなのでしょうか。


「公務員なんて!」
と十把一絡げにするつもりはありませんが、
非生産的な現状を放置できるほどの余裕は
今の日本にはないのだし、
そこに気付いたときには
政府だって(アメリカなどにせっつかれて)何かしらの
然るべき措置を採ることだって大いにあります。
そのとき大きな傷を負わないで済むような準備を
子どもたちにはさせたいものです。



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