2015年4月30日木曜日

ロジック無視して結果が出るわけないじゃん

なんで女の子はやせたがるんでしょうか(汗)


ロジックの重要性は
先日観た「痩せたい女の子」特集的な
テレビ番組で改めて認識しました。


今結構痩せたいと思う女の子が多いんだとか。
で、極端に痩せて細くなるのはいいんですが、
それがどうも不健全な痩せ方。
病的な痩せ方なんですね。


時間もあんまりなかったので
2名の子の話しか観れませんでしたが、
それだけでも十分衝撃でした。


何が起こっていたかというと、
痩せようと思って食事制限したけど、
なぜか体型が変わらないというお話。


女の子たちは「痩せたい」んだけど、
その目的は体型を変えることなので、
体重がどんなに減っても無意味なわけです。


でも、どんなに食事を減らしても、
体重ばかり減って体型が変わらないんですって。


しかし、これには身体のロジックが関係しているんですね。


身体は極度の食事制限が起きると、
身体に栄養が入ってくる機会が減ったことに驚きます。
こりゃマズイ!となるわけです。


そうなると「貯蓄」を考えます。
いざという時のために取っておこうという発想です。


これが身体機能に備わっている
ホメオスタシス(恒常性安定化機能)です。


なので、食事制限したことで
身体が脂肪を貯蓄する方向に働くので、
当人の思惑とは真逆の結果になってしまったのです。


恐ぇぇぇ。。。


こういうのもありました。


食事制限するだけでは心配だから、
カルシウムはしっかり補給しようと思っていた女の子。


でも、
調べてみると骨密度が50~60歳並みだったんです。


(((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル


摂取する時に気をつけてほしいのは、
カルシウム単体では吸収率が
極めて低いということ。


鉄分やビタミンDと一緒に摂取することで
骨になるんだそうです。


これも身体のロジックの一つですね。


こんな風に、
ロジックを無視してどんなに頑張ったところで、
欲しい成果は本当に得られにくいんです。


勿論、人間の身体一つとっても、
・食事と栄養吸収
・脳機能
・肺機能
・血液循環と酸素量
・筋肉
・記憶
・感情
・思考
・五感
・神経
・・・・・
と色々あります。


私たちの身体はある意味で受信機ですから、
受信するアンテナ側に不備があれば、
エネルギー変換効率は悪くて当たり前。


でもほとんどの人は
そんな細かいことまで考えないんですね。
だから努力が報われない。


努力が報われないからイヤになる。
そして考えることをやめる。


逆にいえば、
成果が出るまで考え抜ければ、
ブレイクスルーポイントが見つかるかもってことです。


それに、
周囲の人があんまり深く考えていないから、
考えたあなただけ得をするというわけです。


そして何をどう考えるかのポイントは
全てロジックに集約されている。


ということで、
今日も世の中のロジックを紐解くべく
勉学に励みたいと思います。


2015年4月29日水曜日

ロジックを理解すればいい

衝撃的なことが起こりました。
まさかこんな結果になるなんて。。。


昨日、これまためちゃくちゃ今さらかよって感じですが、
Googleのウェブマスターツールを使って
コンテンツキーワードやら検索クエリやらを
調べていたんです。


で、自社のHPのページ内で
どんな用語が頻繁に使用されているかを調査したところ、
本当に衝撃的な結末を迎えることになりました。


データは残酷なまでに嘘をつきません。


分析結果で「勉強」は2位でした。
では1位は何だったのか!?
































「ない」


でした。


∑( ̄[] ̄;)!ホエー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!????????


「ない」て(汗)
まさかの名詞でなく
打消しの助動詞!!!


なかなかなショックでした。
どれだけ私が無意識でこの言葉を使っていたか。


つまり、スーパーネガティブだったということです。
脅迫的でかつ強制的。
打消しということは
「しかし」を繰り返すのと同じインパクトです。


それは読んでいる方に
不愉快な印象を抱かせる文章だということです。
全く気付きませんでした。


逆に今気付けて良かった。
早速今日から編集作業に入っています。


と、こういったことが
比較的冷静に受け止められるようになったのも、
最近心理学や神経症療法の本などを
ガツガツ読んでいるからです。


最近ちょっと情報過多になっていました。
短期間にあらゆる分野の本を読み過ぎて
頭の中がはちゃめちゃパラダイスでした。


なので、反省を活かして、
今後は1日ワンテーマ制にしようと。
頭が情報を消化しやすいように
情報の入れ方を丁寧にしようと思ったのです。


ただ、膨大な情報を入れることで、
だんだん今の自分の精神構造が見えてきました。


それから、マーケティングの知識が増えるほど
顧客心理を徹底的に観察しようと思えてもきました。


結局はどんな形にせよ、
他者との人間関係ですから、
心理学って大事なんですよね。


マーケティングにしても、
自己の精神分析にしても、
ビジネスそのものや勉強、
環境問題やエネルギー問題にしても、
あらゆる問題解決に必要なのは
背景にあるロジックを理解することです。


人間とは何か。
社会とは何か。
心とは何か。
共感とは何か。
衝動とは何か。
金融とは何か。
お金とは何か。
仕事とは何か。
生きるとは何か。
幸せとは何か。
・・・

こういった色んな要素を根底から捉え直して、
どう向き合えばいいのかを考える。


そう言えば勉強もそういうアプローチで解決したな~と
最近改めて思いだしました。


勉強も結局はロジックさえ理解すれば
比較的気楽に乗り越えられてしまうものですし、
逆に苦しいってことは
全然勉強そのものについて
理解不足だということなのです。


問題は、
ロジックを紐解くということと
問題を攻略することの間にある
大きなギャップです。


ここで別の問題が生じます。


紐解いたロジックに従って
攻略過程を実践できるか、
という問題です。


この問題のポイントは自分です。


もっと言えば、
自分の情報処理能力とか
自分の性格とか価値観の問題です。


「分かる」と「できる」は違うと言われる、
あれですね。


ただ、自分自身という壁にぶち当たったとしても、
ロジックを理解できるところまで来る
ということはとても大事かなと思います。


勉強で一番苦しいのは
暗中模索で闘っている時です。


まずはスイッチを探して電気を点けて、
何をどうすればどこまでいけるかを把握してから、
次のステップに進むこと。
これが大事です。


まぁ、どうあがいても、
最後に攻略する問題は
いつも「自分」なんですけどね。


ということで、今日は大人しい感じで終わります。
あ~外でて遊びたい。。。


あ、ちなみに今日のブログ中に、
打消しの助動詞「○○」を地の文で
使っていないって気付きましたか?


はい、反省&実践あるのみです。

2015年4月28日火曜日

(続)「塾に行く人=バカ」の意味

塾に行くなんてバカだよね~
なんてことを言うとこんな反論が返ってきます。


「一人で勉強できるような頭の良い奴ばっかりじゃないんだよ!」
「塾ないともっと多くの子どもたちが困るんじゃない?」


まず、この発想を皆が捨てないとダメだと思うんです。


頭が悪いから塾に行く。
自分で勉強できないから塾に何とかしてもらう。
何をどうしていいか分からないから塾に行く。


こういう風に答えを探しに塾に行く発想を持っている以上、
塾に行ってもほとんどの人が伸びません。
自分を「頭が悪くて自分で勉強できない人」と思っている限り、
そういう自分にしかなれないからです。


おそらく塾選びは
①友達が行っているから
②親が選んだ
の2つのルートから始まります。


「①友達が行っている」
これは私も集客上助かる部分もあります。
友達は大体同じ意識レベルの子たちだからです。
裏を返せば、
付き合っている友達次第ということになります。


問題は「②親が選ぶ」場合でしょう。
親が選ぶ場合はほとんどがブランド志向です。


東大○○名合格!
熊高合格者数ナンバーワン!


こういう看板に惹かれるのでしょう。
数字マジックの成せる業です。


看板をつくっているのは成績上位者です。
その他大勢は看板には反映されません。


海外発の映画が軒並み
「全米NO.1!!!」
と言えるのは尺度を変えているからです。


例えば生徒数100名で合格者30名のA塾と、
生徒数50名で合格者25名のB塾、
生徒数120名で合格者20名のC塾を比べれば、
A塾「合格者数NO.1!!!」
B塾「合格率NO.1!!!」
C塾「生徒数NO.1!!!」
みんなNO.1なのです。


つまり、結局は塾に行っても
成績上位者だけが上に行き、
その他大勢は現状維持が常。


そう、できる子はできて、
できない子はできない。
学校の状況そのまま再現なのです。


そもそも、最初からレベル別に分けられるとしても、
スタート地点で自分50、ライバル100と離れてるのに、
レベル別に分けられたら
自分のクラスの授業ペース50、
ライバルのクラスの授業ペース100で、
どう考えても追いつける計算にはならないでしょう。


大きく離されているライバルに追い付くのに
ライバルと同じことやっててすら追いつくわけないのに、
レベルに合わせて授業されたら
もっと離されるだけです。


そうすると、結局どうなるか。
根性論です。
人の倍勉強すればいい!
と考えるようになるわけです。


こうしてネガティブ・スパイラルに落ちていきます。
根性や気合に結果を委ねた時点でアウト。
途中で燃え尽きて諦めるのがオチです。


勉強のルールが分からずに我武者羅になったところで、
絶対に成果は出ません。
出ても一時的です。
また元に戻ります。


ということは、
どう考えても塾に行って伸びる理屈がないのです。
伸びるとしたら目覚めた人だけ。
偶然やり方がマッチした、とかね。


塾は独自の勉強法を生徒に強制するだけです。
それはうちも大差ありません。


ただ、違うのは、
強制するものが何かという話です。


以前教えてもらったのは
指導者には2種類いるというもの。
「モノ」を売る人と「道」を示す人です。


塾は企業ですから「モノ」を売ります。
オリジナルテキストや授業ですね。
あとノウハウです。
勉強のやり方を教えます。


でも、それが合わない場合もあるわけです。


以前働いていたところでは酷いところがありました。
ノート作りをメインにしているのです。
そして余白をつくらせて無理矢理調べ学習をさせる。
そこをしてこないとノート評価が悪いという仕組みです。
成績が伸びない要素をたくさん含んでいました。


しかし、それでも塾に来る子は鵜呑みにして
頑張るんですね~


プリントを切って貼って、
余白をびっしり埋めて評価B!
B!?
そうです、Aはほとんど出しません。


そんなやり方をしていて
中には小学生で10時間勉強しました!
夜中の3時まで勉強しました!
という強者もいたほどです。


そして先生がそういう子を褒めるわけですね。
お~すげぇね~よく頑張った!


横で見ていてゾッとしたものです。
素人の運営する塾ほど
子どもの可能性を摘む場所はないなと。


これを「努力」と思わせたら、
一生この子は「これが正しい」と思うでしょう。


それが教育の責任です。


塾がどれだけ危険な場所か。
本当によく考えた方が良いです。
塾に行くことのメリットばかり考えて、
デメリットの存在を無視していると
取り返しのつかない未来がやってきます。
お子様に。


今ようやっと教育改革が断行されました。
それでも遅いくらいです。
そして向こう5年でやっと施行。
その後混乱がありながら、
さらに10年ほどかけて調整調整かけて、
落ち着くのが今から20年後くらい?


ドンマイですね。
その時には世の中は
全然先に進んでしまっています。
日本の教育は常に30年遅れるというわけです。


自分で書いてて恐くなってきました。
そろそろ終わりにします。
いつも読んでいただいてありがとうございます。
今日も有意義な1日にしていきましょう!


2015年4月27日月曜日

「塾に行く人=バカ」の意味

強烈な言い方をしてすみません。
でも私は正直そう思います。
これが10以上の塾に関わってきた私の意見です。


さて、誤解がないように2つの前提条件を提示します。
全ての人を十把一絡げにして
「塾に行くのはバカだ!」なんていう
爆論を繰り広げたいわけではないのです。


前提条件
①中学生~高卒(浪人生)
②成績を上げたい、という理由で塾に行く人


この中で一番残念なのは
浪人生で予備校に行っている人です。
一番バカだと思います。


では説明します。


まず塾に行く人には2種類います。
目的が明確な人と
目的が不明確な人です。


どんな目的を持っているにせよ、
塾に行くのは詰まるところ成績を伸ばすためでしょう。


しかし、塾を成績を伸ばすための場所だと思っていること自体が
実は大きな誤解です。
塾という場所のことがまるで分かっていません。


あそこに勉強のプロがいると思っていること自体
ナンセンスと言っておきます。


あそこにいるのは素人のおじさんやおばさんです。
近所のよく知らないおじさん、おばさんに
預かってもらっているのと同じです。


講師になるのにはもちろん教員免許も必要ありません。
持っているとしても
勉強に関しては何のアドバンテージもありません。


若い人がいるとしても素人ですし、
アルバイトの人は大学生です。
普段ロクに授業も受けていないような学生もいますし、
そんな彼らが小遣い稼ぎのためにやっているアルバイトです。


中には優秀な先生もいるでしょうが、
ほとんどは素人です。


塾に行くとほとんどの場合
・カリキュラム
・授業
・オリジナルテキスト
が決められて、あてがわれます。


オリジナルテキストと言っても、
テキスト業者が卸している中から選んだものです。


中学生、高校生というざっくりした括りで作られたもので、
地域に根差したものも少なく
勿論あなたの志望校には関係なく作成されています。


そんな風にあらゆる要素で束縛されて
何をやらされるか。


暗記です。


学校と同じことを、
復習とか先取りとか言いながら
繰り返しているだけです。


そしてほとんどの場合
学校とは全く相いれずに動きます。
つまりダブルスクールの感覚です。


学校に振り回され、塾に振り回され、
子どもたちは無思考なまま
ガツガツと知識を詰め込まれます。


点数とか偏差値という数値で評価されて、
成績というもので進路を輪切りにされていきます。


子どもたちは何も考えずとも、
言われた通りにやっていれば
自然と知識が増えて成績が伸びていきます。
素晴らしいシステムです。


私はこれを「家畜勉強法」と呼んでいます。
ほれ食え、ほれ食え。
そんな風にがんじがらめにして子どもたちに知識を喰わせます。


失礼な言い方ですみません。
そんな風に言わないと気付かないと思いまして。


そして、結果考える力のない子どもたちは
大学では受験から解放されて遊び呆けて、
就活する時になって
「あ~俺にはバイトとサークル以外に主張できる強みが無ぇ~」
と言い出すわけです。


だから何年も勉強しても英語を話せず、
世界一勤勉と言われても学力が低く、
日本タイタニック号と言われてもなお海外に行きたくないという
子どもたちを育ててしまうのです。


塾は今、日本に5万教室あります。
コンビニくらいある。
それで一体何が変わりましたか?


ここ30年で変わったのは
塾業界の業界地図くらいでしょう。


最も残念なのは浪人生です。
せっかく学校という束縛から解放されたのに、
また予備校に縛られに行くという。


かく言う私も行きましたが、
何も考えなくて楽だな~くらいでした。
でも恐くなって最後は辞めました。


知識詰め込んで頭良くなった気になるかも知れませんが、
それで伸びているのは学力ではなく得点力です。


今日は80点!
お、90点になった!


それは学力ではありません。
得点力です。


そして社会が求めているのは学力です。
考える力です。
暗記力、記憶力ではありません。
それはもうコンピュータの役目です。


しかし、待ったなしの教育改革という大号令が出されても、
塾に行く人は一向に減りそうにありません。


もちろん、塾を活用して自分の武器にしている人もいます。
でもほんの一部です。
その一部を持ちだして「ほら、『塾に行く=バカ』は成り立ちませーん」と言っても、
それは数学の論理と集合の世界くらいで、
まぁ、別に本人がそう思うのなら全然良いんですけど、
ん~どうなんだろう、この流れ??って思うわけです。


なぜ今教育改革が決まったのか。
そのことの意味に気付けた方は
きっと今から違う動きをしているはずです。


もっと以前から動いている人たちが
成績的な意味ではなしに
結果今の上位に残っているとは思うのですが、
まだまだ間に合うと思います。


言っておきますが、
勉強が全てだなんてこれっぽっちも思っていません。
ただ、勉強という土俵で戦うことを選んだのなら、
戦い方を間違えないようにしてほしいなと願います。


それにしても今日も熊本はいい天気です。

2015年4月25日土曜日

日本はこのままだと100%“詰む”これだけの理由

これは悲観論ではありません。
事実です。


だってどう考えたってそうでしょう。


まず現状の日本教育を考えて下さい。
子どもたちの9割以上を落ちこぼれにするシステムです。


教育学部、一体何を勉強させてるんでしょうか?


学習塾、教員免許要らないんで、
普通に素人さんたちの集まりですよ?


知識の詰め込みをベースにした暗記大会のために
あらゆる制度、仕組みが整えられた日本は、
完全に社会的ニーズを無視した教育体制になっています。
だから待ったなしの教育改革です。


でも、もう遅い(汗)
施行はこれからまだ5年先です。
そして混乱が収束するのは10年以上先でしょう。


もちろんそういう状況は日本だけとは言いませんが、
他の国も一緒じゃーんとか言ってる場合じゃない。
自分の身が危ないんです。


国がそんな公立ばかりだから私立が頑張らねば!
と期待はするものの、
そんな期待に応えてくれるのはごく一部。


ほとんどの私立は公立以上にひどい。


公立を定年退職をした先生たちの天下り先。
まるで老人ホームのような高齢化した現場。
そして昔なじみの時代遅れ勉強法の強制。


そんな公立私立ばかりであっても、
親御さんは学校の成績を重視します。


受験の合格も欲しい。
学校の成績も上げてほしい。
勉強の素人あるあるな反応ですね。


そんなことをしていたら子どもが潰れます。


じゃあ遊びも勉強も!
とスタディ・ライフ・バランスを唱えるか。
いや、物理的に子どもたちの時間が足りません。


勉強に関して知識を教える先生は山ほどいても、
どうすればより効率的に勉強できるかを
教えてくれる先生がほとんどいない。


その上親御さんが学校成績至上主義な上に
学校が束縛しまくるので、
子どもたちは学校の勉強を優先せざるを得ない。


合格よりも成績を優先する。
そりゃ受かるわけないでしょ。


ちなみに、以前陰謀論で有名なベンジャミン・フルフォードさんの
講演会にお邪魔し、
楽屋までおしかけて個人的にお話をさせていただいたことがあります。


その時言われたのは
「バカだから大学に行くんですよ」
とのこと。


つまり、日本の大学は
よっぽど明確な目的がないと行く意味ないし、
何となく大卒資格をと言うのは
無思考タイプのバカの選択だと言う。


頭が良いなら目的なく大学に行くことが
愚かな選択だと気付くと。


確かに世界の大学ランキングで
100位以内に入っているのは東大と京大くらい。


その東大も先日のニュースで
教育学部の英語学科で合格者の7割が
入学を辞退したと報道されました。


世界的に見れば
東大は滑り止めに過ぎないわけです。


ちなみにこれから超高齢化社会。
確実に労働人口が減る上に
介護や看護の人材が不足する。


しかし、こういった仕事は重労働だし、
給料も十分に支給されない。


何十年も仕事として続けていける人は
そう多くないはずです。


でも外国からの人材確保もしたくないと言う。


すると介護ロボットや看護ロボットを
導入するしかなくなってきますが、
先日生徒にその話をしたら
「ロボットに介護されるのって寂しいですね」


確かに。。。


つまり、打つ手なし。


現時点1300兆円を越える借金大国日本が、
今以上に社会福祉費を増やすことはできません。


来年10月に10%に増税。
なのに国会議員の給料月25万円アップ。
おかしくね?


公務員を減らし、高齢者の医療費引き上げをし、
在宅医療を推進し、教員を減らそうとしているのに、
介護士や看護師の給料が今後改善されるとは
到底思えない。


チェックメイト。


この問題をミクロで解決する手段は
もう一つしかありませんよね。


では。

2015年4月24日金曜日

塾をやめれば成績は伸びる

久しぶりの投稿になります。
ブログのタイトルを変更しました。


【逆説の勉強法】塾をやめれば成績は伸びる


自分の感覚により近いブログ名に変えてみました。


私は結構毒を吐くようで、
本音を言おうとすると結構ひどい言い方をしてしまいます。
自分で分かっているんですが、ダメですね、直りません。


でも、他の人が皆
「そうだよね!そうそう!」てなる意見は
そもそも存在価値はないので、
それはそれで良いのかなと思ったりします。


なので、これは自己責任で読んでいただけると嬉しいです。
ちゃんと配慮はしますが、
誰かに遠慮して歯に衣着せた話し方をするのは
やっぱり自分らしくないのでやめます。


さて、ブログ名を変えたことでテーマの方向性を
これまでよりももっと絞り込んでいこうと思います。


勉強にはとかく誤解が多いです。
成績を伸ばすためにしていることが
実はその逆の効果を発揮していたなんてことが
非常に多い。


それを気付かせてあげたいのですが、
色んなハードルがあるんですね。
もっと簡単にいくと思っていましたが、
私が甘かったです。


そもそも多くの子どもたちは
本気で成績を伸ばそうとは思っていないようです。


いやいや、そんなことないよ!
と思われるかも知れませんが、事実です。
なぜなら、自分のやり方を変えようとしない子が多いからです。


今までの方法でやってきてダメなんだから、
やり方変えないと結果は変えられないはずです。


なのに確実に伸びる方法を教えても
いまいち食いつきが悪い。


そうなんです。
そもそも成績を上げたい、伸ばしたいという思いではなく、
勉強したくない思いの方が強かったのです。
やめてしまいたい。
これが本音でした。


こういうやり取りをしていると
だんだん空しくなりますよね。


成績を上げに塾に来ているはずなのに、
子どもたちはそこに問題意識を持っていない。
必死なのは親御さんと先生だけ。


だったら塾なんてやめさせれば良いのにと思いますが、
それはそれで不安という親御さんが多いのです。


色々事情はあると思うんですが、
結局は親御さんの伝え方次第。


塾もそうですし私もそうですが、
1日のほんの数時間でその子の本質は変えられない。
それは親御さんの役目なんですね。


塾に来てダラダラして帰らせるって、
ただでさえ教育費が家計を圧迫しているのに
本当にもったいないことです。


全てのケースに合わせて話ができないので
無責任な発言をしますが、
もしお子さんが勉強に対して目的を持っていない場合、
塾に行かせても絶対無駄です。


塾に行かせて子どもたちがさせられるのは
言うなれば暗記です。
暗記したものは知識です。
知識はお子さんが生身の人間である以上
必ず1日の間で70%以上忘れられます。


そして暗記はよっぽど意識が向いていないと
頭に残りません。


無目的な勉強では
覚えにくい上にすぐ忘れるのです。
そのために月に数万円です。
何にお金を使っているのでしょうか。


では学校の成績が低いままでいいのか。


私は良いと思います。
学校の成績なんて正直人生に関係ありません。


もっと言えば、
学校の成績がどんなに悪くても、
志望校対策をしっかりやれば合格します。
両者に直接的な関連はありません。
あるのは相関関係だけです。


日本では教育改革路線に舵が切られました。
もう価値観がガラリと変わったのです。
しかしまだほとんどの方が
従来の価値観にしがみついたまま、
塾に行き予備校に行き勉強している。


それが良くないから教育改革なのに、
そのまま変えようとしないんです。


塾や予備校に行き続ける限り、
お子さんはそのままです。
目先の成績のために不毛な勉強をさせられるだけです。


変わる勇気と覚悟がある者だけが
この先報われる未来がやってくるのです。


これは「勉強頑張れ」というメッセージではありません。
「考える力を間違えるな」という警鐘です。


塾に行けば成績は伸びるかも知れません。
すすめの涙ほど。
猫の額ほど。


たとえがちょっとおかしいですね。
でも、ほんのちょこっとってことです。
それも一時的に、です。


塾をやめれば成績がグググっと上げられる可能性が出てきます。
束縛されない分なんでもやれるからです。
そして継続的に伸ばし続けていけます。


それはやる気があればの話でしょ!
と思われるかも知れません。
でもそれは塾に行っても行かなくても同じです。


塾に行かない方が成績を伸ばすために必要なことができる時間が増える。
ただそれだけです。


今後はこんな感じで好きなことを好きなようにお伝えします。
毒とするか口に苦い良薬とするかはお任せします。


ただ、私は子どもたちの人生の質の向上のためにも、
発信し続ける使命がありますのでやめません。
努力は怠りません。
本気です。