こちらは当時泊まったホテルの部屋から見えた
最高の景色です。
左に見えるのはハーバーブリッジ。
右手に見えるのはオペラハウス。
ちょうど豪華客船が着港しており、
思わずパシャってしまいました。
今回は新婚旅行のノロケ話でも、
オーストラリアで泊まったシャングリラホテルの
自慢話でもありません。
目標に対する意識の持ち方、
目標の認識の仕方についての話です。
例えば私は実際に過去に
クリスマスの時期を南半球で過ごしました。
なので記憶情報として鮮明に
その頃のことを思い出すことができます。
しかし以前にもお話ししましたが、
脳内にあっては記憶も妄想も
情報であることには変わりません。
臨場感を持たせてやれば
単なる妄想も立派な“記憶”です。
夢か現実かが分からなくなった
という体験は皆さん誰もが
されたことがあると思うのですが、
脳内の情報処理のプロセスが同じなので、
そう感じてしまうのです。
ということは、
すでに過去に経験したことの記憶と、
これから実現した未来の“記憶”は、
情報精度が同じくらいであれば
どっちも脳は同じと認識するということです。
ここで重要なフレーズは「臨場感」です。
自分の未来の展望イメージに
目の前の現実と同じくらいの臨場感を
抱くことさえできれば、
あなたのイメージは「現実」だと認識します。
私にとっての
「またオーストラリアに行きたい!」という思いと、
「あと7年以内に経済的自由人になる!」という思いは、
同じ行為だと言えるのです。
目標という言葉を使えば、
今までの認識習慣もあって、
どうも「そこへたどり着く」という
意識の持ち方になるのではないでしょうか。
そうすると脳は無意識のうちに
「まだまだ先にある目的地」と認識します。
しかし一方で、
ちょっと発想を変えて「そこへ“戻る”」と言えば
どうでしょうか。
私たちの意識も、
「今から頑張ってそこへ行く」のではなく、
「以前できたことをもう一回やればいい」と考え、
目標という言葉の持つ意味合いが
大きく変わってしまうのではないでしょうか。
思いのほか気が楽になります。
そうです、
同じ目標を達成するのなら、
なるべく気楽に達成したものです。
そして、“再び”そこへ”戻る”だけだと思うことで、
私たちは目標の上に立ち、
目標の前を走ることができるのです。
では、今日もあの頃の自分に
戻る努力を続けて参りましょう。
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