2014年1月10日金曜日

【頑張らずに最高のパフォーマンスを発揮する方法】


『結果を出すには何かを犠牲にしなければならない。そう教わるかも知れない。けれど、必ずしも“犠牲”を払う必要があるだろうのだろうか?と考えて下さい。それが「やりたいこと」になってしまえば、何かを犠牲にするなんていう苦しい頑張り方をしないで済むようになります。結果を出すには苦しまなくてはならないなんてルールはないのです。』
安東正治 
 

 無自覚っていうのが
一番怖い状態だと最近思うようになりました。

 「自分は今のままで十分頑張れている。」
「自分は大丈夫だ。」...

 

 これは周囲にスコトーマ包囲網を張り巡らせている状態です。
ノイズをシャットアウトして、
現実逃避という自己満足に浸っているフェーズを意味します。
 

 しかし実際は勉強も資本主義社会も、
その本質的な共通点は“競争”なので、
相対的に優っていないと結果はアウトになってしまいます。

 昨日ふと思ったのは、
自分自身あんまり頑張ってる気はしないけれど、
現状での最高のパフォーマンスを
発揮できているという感覚でした。
頑張ってないっていうのも語弊があるんでしょうが、
精神的に追い込まれたり、
命をかけて〜!なんていう切羽詰まった頑張り方をしなくても、
やるべきことは何かを徹底的にあぶり出して、
そのやるべきことだけにフォーカスして、
その限られた機会と瞬間に
最高のパフォーマンスを当てることで、
自然に結果に直結してくれるようなのです。

 ちなみに、
やるべきことを明確にする際には自分自身のスコトーマを外し、
事象を抽象化して、
あらゆる価値観と照らし合わせながら吟味する必要があり、
そこが最も冷静さと論理的思考能力が問われる作業になります。

 また、
頑張らずに最高のパフォーマンスを発揮するには、
やるべきこととやりたいことが一致していることが望ましく、
それを中庸と言うそうなのですが、
その中庸というバランスが取れている状態が
継続されることが求められます。
この最高のバランスが保てている状況は、
実はモチベーションというヤル気では実現できにくいのです。

 現在私が塾で教えているのは、
言うなればこの
「頑張らずに最高のパフォーマンスを発揮する方法」
です。
そして、
教えていくには再現性が不可欠でした。
つまり、
私にできても、
それが才能だったり、
伝えられないものだったりすると
意味がないということです。
だからこそ、
かなり理論的な部分からアプローチしてお話ししますし、
あえて方法論にとどめて実践から学ばせることもあります。

 とにかく、
これからの当アカデミーの教育ではこの
「頑張らずに最高のパフォーマンスを発揮する方法」
を全国的に浸透させていく予定です。
 

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