2013年6月10日月曜日

見えないストッパーの壊し方


『「好き嫌い」の脳である扁桃核は、条件付けでいともあっさり変わってしまうのです。普通の人間は自分の扁桃核によって、 「成功できない」ように仕組まれています。ブレイントレーニングが必要なのはそのためです。意識的に扁桃核のデータを変えて、メンタルヴィゴラス状態を作ることが必要なのです。』
西田文郎


私たちには見えないストッパーが存在します。
「自分で自分の首を絞める」をいう言葉がありますが、
正にそのようなことを
気付かないうちにやってしまうものなのです。


そうなってしまっている状態の1つが「スコトーマ」です。
これは「心理的盲点」と言われるもので、
意識すると気付けるものなのですが
ビックリするくらい誰もが陥っている症状です。
というか、
むしろ人間として誰もが避けられないものだとも言えます。


例えば、
キミはリビングにある掛け時計のデザインを
正確に描けますか?
見てはいけません。
思い出して描いてみて下さい。
カラーにして下さいね?
どうでしょう。
思っている以上に思い出せないはずです。
人間の脳は意外と見ているものを
記憶してくれていないものなのです。
これがスコトーマ。
重要だと感じるものしか実は脳で認識されていない、
要はキミの脳のクセみたいなものです。


このスコトーマとは
裏を返せば意識的に外すことも可能ということです。
自分にはスコトーマがあるのだと受け入れられれば、
自分のこれまで気付けなかったものを
見ようと意識できますから、
わざと興味のないDVDを観てみるとか、
曲がったことのない角を曲がってみるとか、
入ったことのない近所の喫茶店に入ってみるとか、
新しい経験をすることでどんどん外していけます。


人間にはこのように見えないストッパーがいくつもあるんです。


さぁ、本題に入りましょう。


え!?今から!?
とか思ったでしょうww
油断は禁物ですwww


今日お話ししたかったのは「普通」というストッパー。


人は結構「普通○○だよね」的なフレーズを使ってしまいます。
これは無意識のうちに
反論(攻撃)から身を守ろうとする防衛本能が働くためで、
やんわりと「自分の主張が正当だ」と伝える手段となります。


ただ、よく考えてみると、
「普通」なんて概念はそもそも存在しないことに気付きます。
上の写真は『ONE PIECE』のものですが、
この写真のどこに「普通」があるでしょうか。


魚人のジンベエからすれば、
魚人島にいれば周囲が人魚や魚人であることが普通でしょうが、
人間であるルフィたちからすれば
魚人が現れてビックリなわけです。
後半の海である「新世界」では
悪魔の実の能力を持っている奴らがわんさかいるから
それが普通なのでしょうが、
前半の海「パラダイス」では悪魔の実が
未だ伝説だったり珍しいものだったりする地域もあります。
オカマの女王イワンコフからすれば
女装しない男は普通じゃないかもしれませんし、
道化のバギーからすれば
仲間を助けるために平気で危険に飛び込む行為は
普通ではありません。


私たちの「普通」という観念は、
私たちが置かれている環境に大きく依存します。
置かれている環境の中の性質が「普通」です。
大多数の人が持つ性質が「普通」なのです。
すると、マイノリティは「異常」でしょうか。
でもこれは間違っている考え方ですよね?


少なくても、
環境によって大きく左右する脆弱な観念を
「普通」だとする価値観は「普通ではありません」。
でも「異常」というわけでもない。
「普通」の反対は「異常」ではないし、
「普通」という価値観はちょっとその枠から出れば、
すぐに「普通」ではなくなってしまうものなのです。


この「自分は普通である」という価値観によって、
人は本来手に入れられる大切なものから
自ら自分たちを遠ざけているのです。
「普通」という概念を疑うことで、
「普通」という価値観は捨てられます。
捨ててしまえばガラッと世界観が変わるのです。
見えなかったものがどんどん見えてきます。
これがスコトーマが外れた状態なのです。


さぁ、キミはどんな「普通」を持っているでしょうか?

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