2013年8月7日水曜日

それは本当に努力ですか?

 

『世の中には偶然はない。必然の積み重ねが、たまたま偶然に思えるだけだ。』
黒木安馬


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⇒今日の動画
http://youtu.be/Hk38HPNc6ek
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今日はちょっと厳しい内容です。


 キミを傷付けるかも知れませんが、
 覚悟がある方は読んで下さい。


 努力とは一体何でしょうか。

 「努力とは何か」と考え始めると、
 抽象的な世界に飛んでいってしまいそうですが、
 そういう哲学的な方向ではなく
 実学的な方向に意識を向けて下さい。


 私は「頑張る」と「努力する」は
 全く違う意味の言葉だと認識しています。
 似て非なるものということです。


 「頑張る」は無思考(考えなし)の行動であり、
 「努力」は思考を伴う行動だという違いです。


 もちろん、挨拶のように使う「頑張ってね!」まで
 厳密に使い分けているわけではありませんが、
 少なくとも、何事もただ「頑張れば」良いわけじゃない
 と考えています。


 例えば、頑張っているのに現状が良くならない、
 と思っている人がいるとします。
 このとき現状が変わらない原因は2つです。


 ①頑張っているだけで努力になっていない
 ②努力が「実る努力」になっていない


 ここで「実る努力」と使いましたが
 これは「努力」にも2種類あることが前提です。

 この話は以前もしましたのでここでは割愛します。

 さて、①の場合は「現状に流されているだけ」
 という見方に近いものです。
 今の苦しみ、苦痛に耐えている状態ですね。
 だから1日1日が我慢の連続であり、
 我慢によって蓄積したストレスを

ストレス発散という形で吐き出しては
 また耐え続ける日々が続きます。



 これは確かに「頑張っている」かも知れませんが、
 とても生産的とは言えません。
だから前進のための「努力」とは呼べないのです。



 ただ、この「耐え忍ぶ」という行為が
 次につながるように思考された上での行動なら、
 それは「努力」とみなされます。
 「耐え忍ぶ」ことがどう次につながっているか、
 それが確実に前進のための行動か、
 その行動が結果に繋がる前提があるならば、
 その「努力」は「実る努力」と言えるのです。


 「頑張っているのに結果が出ない」と思ったときは、
 自分は果たして結果に繋がる努力ができているのか、
 そもそも自分の頑張りは「努力」と言えるのか、
 そう自問してみて下さい。
 考えなしに行動をしているなら、
 その「頑張り」は空回る可能性が高いです。



「頑張っても報われない!」と嘆く前に、
どこに注力するか、どう注力するかを
立ち止まってでも良いからよく考えましょう。

どうせ頑張るのなら、
実る努力のために!

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⇒今日の動画
http://youtu.be/Hk38HPNc6ek
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