2013年8月29日木曜日

にわとりと玉子の話、的な?


『悲観的な人は、 風向きが変わると不平を言う。 楽観的な人は、 そのうち変わるだろうと期待をする。 現実的な人は、 帆の向きをちゃんと風に合わせる。』
ウィリアム・アーサー・ワード(哲学者)
 
 
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⇒今日の動画
 
  
http://www.youtube.com/watch?v=IsFikI8KnIY
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それでは、帆の向きを風に合わせることにしましょう。
 
 
まず最初に考えたいのは、
勉強ができるようになるまでの3ステップです。
 
 
「勉強ができる」という一連の行動の中には
大きく分けると3つのステップが存在します。
 
 
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①勉強を始める
②勉強を継続して行う
③困難な状態になった時にそれを乗り越える
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言われてみればそうだろって感じかも知れませんが、
意外と意識できている方は少ないはずです。
 
 
勉強ができるようになるためには
この3つのステップを踏まなければならないという点を
今一度思い起こして下さい。
 
 
それでは、これらのステップを1つ1つ攻略していきましょう。
 
 
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①勉強を始める
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勉強がイヤだな~と考えている人は
おそらくこの段階でつまづいていることでしょう。
最初の一歩をどう踏み出せばいいのか。
 
 
まずは先入観を捨てて下さい。
別に机に座って問題を解くだけが勉強ではありません。
本棚から教科書を取りだし、
立ったまま文章に目を通す。
これも勉強です。
 
 
PCでインターネットにつなぎ、
Youtube動画で授業形式の動画を観るのも勉強。
 
 
机で勉強をするにしても、
教科書やノートを開いてスタンバイするのも
大切な準備です。
 
 
つまり、勉強を始める際のハードルを
自らの思い込みや先入観によって
上げてしまっているかも知れないのです。
 
 
そもそも勉強には「こうしなければならない!」
という制約はありませんので、
どれだけ気楽な形で始めるのかを常に考えて下さい。
 
 
ちなみに私はソファで本を読み、
歩きながら英単語を覚え、
スマートフォンで調べながら勉強します。
数学に飽きたら社会に変え、
国語に飽きたら理科に変え、
問題演習に飽きたらリスニングに変えたり自由です。
 
 
勉強に対する先入観を捨てて、
自分のやりやすい形でスタートする。
これが実はとっても大切な発想なんです。
 
 
ちなみに、一度なんとはなしにでも始めてしまえば
次に「作業興奮」という現象が起こります。
 
 
心理学者クレペリンによって発見された現象で、
一旦行動し始めてしまえば
脳の側坐核という部位が刺激されて
モチベーションがアップするというものです。
 
 
この「作業興奮」という現象が手伝って、
始めてさえしまえば気分が次第にノッてくると分かります。
 
 
まずは「始める」「取りかかる」という段階を
気楽に乗り越えましょう。
あまり気持ちを構え過ぎないことです。
 
 
果たして、にわとりと玉子ではありませんが、
やる気が先か行動が先かという話でした。
 
 
では続きはまた。
 
 
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⇒今日の動画
http://www.youtube.com/watch?v=IsFikI8KnIY
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