2013年11月18日月曜日

ブレない意識の作り方


『悲観的な人は、 風向きが変わると不平を言う。 楽観的な人は、 そのうち変わるだろうと期待をする。 現実的な人は、 帆の向きをちゃんと風に合わせる。』
ウィリアム・アーサー・ワード(哲学者)


地球が寒冷化に向かっているそうです。
http://sankei.jp.msn.com/science/news/131118/scn13111807310000-n2.htm



これって実は常識とは真逆ですよね。
地球は温暖化に向かっていたはずです。
だから二酸化炭素排出量を減らして
エコになろうって市場が沸いていた。
でも寒冷化です。


私が中学校のときから、
「二酸化炭素が地球温暖化の原因とは考えにくい」
という議論はなされていました。
それは数学の時間に教えられた空気の構成物の話の時です。
本来は化学の話なのに
なぜか数学の先生がおっしゃっていました(笑)


キミも化学の時間に勉強したと思いますが、
空気を構成する気体は以下の通りです。

------------------------------------------------------------
窒素・・・78.01%
酸素・・・20.95%
アルゴン・・・0.93%
二酸化炭素・・・0.04%
ネオン・・・0.002%
ヘリウム・・・0.0005%
水蒸気・・・0~4% ※変動

-------------------------------------------------------------

http://www.youtube.com/watch?v=L5CV2fHnQ_0

つまり二酸化炭素は空気中に0.04%しかありません。
それに比べて水蒸気は地上平均約0.4%。
窒素や酸素で98%を構成しているのです。


この比率で果たして本当に
二酸化炭素が地球温暖化の原因と言えるのでしょうか。
中学生レベルの知識でも
この結論には「??」が付きます。


「まぁ、科学者が言ってることだし」と思ったキミ!
そうなんです。
人は権威に弱い。
科学者、弁護士、医者、議員、博士、社長など
肩書に引いてしまうところがあります。
その立場の人がウソをつくわけがないと思ってしまうのです。


その最たるものが占い師でしょう。


未来を予知し、占う彼らの言葉は、
何の根拠もない“予言”です。
しかし「この人の予言はよく当たる」という評判を聞くだけで
その人の話を信じてしまうのです。


実際に特殊な能力を持っている人もいるかも知れません。
しかし多くは「コールドリーディング」の使い手で、
相手を信じさせるのが上手い言葉のプロであると聞きます。
占い師っぽい雰囲気と占い師っぽい仕草、
そこに評判と「当たってるかも!?」というインパクトで
ついつい引き込まれてしまいます。


このように、その手のプロが言うのだから、
と考えて深く追求しないまま、
その説を鵜呑みにするのは危険なことです。
今回の本はそういうことに気付かせてくれました。
 

では、地球温暖化の原因は何だったのか。
それが今回のニュースです。


そう、太陽の活動周期です。
つまり、温暖化は単なる自然の流れであって、
人為的なものが原因で引き起こされたものではない
ということなのです。


実際私自身、千葉大学大学院では
融合科学研究科に所属し、
宇宙工学を専攻していました。
『円偏波型マイクロストリップアンテナの開発と設計』
という論文テーマでしたが、
こういう小難しい話はさておき、
要は人工衛星に搭載させる小型アンテナを設計するのが
私の研究テーマだったわけです。


このとき、アンテナの構成上、
円偏波の電磁波を発信し
地上で反射させて再びそれを受信する
というものでした。
すると宇宙空間の磁場から受ける
影響変数も考慮しなければなりません。


宇宙はその99%がプラズマでできており、
太陽もその活動に伴って
常に電磁波を地球に降り注がせています。
これを「太陽風」と呼ぶのですが、
太陽風は黒点の数に左右されるのです。
そして、黒点の数は同時に
太陽の活動度合を測る指標でもあり、
当研究室が人工衛星を打ち上げる予定だった
2013~2014年は
「太陽活動の極大期」と予測されていたのです。


それが、この記事とリンクしました。


地球の気候は太陽の活動に影響を受けている。
そして今回「活動の極大期」を迎えた太陽は、
地球に寒冷化をもたらそうとしているのです。


しかし大事なのは、
自分がその変化にどう対処するかです。


地球が温暖化しようが寒冷化しようが、
私たちができることはほとんどありません。
だったら考えたって仕方ない。
仮に二酸化炭素が原因だったとして、
できるのはエコ活動に協力することくらいです。
あとは結果に対して
対処する準備をしておくことくらいでしょう。


これは受験に関しても言えることです。


来年、再来年は
受験制度に大きな変化が起こる年です。
そこで今の高校生は浪人したくないと考えてしまう。
すると浪人しなくても済むように
志望校を下げて「合格」を拾おうとするわけです。


しかし、これが果たして望ましい発想でしょうか。


もちろん、別段やりたいこともなく
ただ合格すればいいだけの人なら、
目の前の問題を回避すべく
志望校を下げるという手段を取るのも良いでしょう。
しかし、元々志望校がある人が
この発想になってしまうのはよくありません。


浪人したくないのは分かります。
ただ、人生が賭かった大事な瞬間なのです。


「大学の偏差値で人生が左右されるわけないじゃん」
と思っているなら大間違い。
環境が大きく人生を左右するのです。
それに企業は大学の名前を無視できません。
ある種の“品質保証”が絡むからです。
ましてや、学部まで変えてしまえば
ガラッと進路が変わります。


人生の目標があるのなら、
目の前の変化に振り回されてはいけません。
浪人しないことよりも
浪人してでも志望校に合格する方が
イイことも大いにあるのです。


受験制度が変わる?
だったらそれに合わせて対処すればいいではないですか。
どうして夢をブラすんでしょうか。


失敗や挫折や遠回りを
どうか恐れないで下さい。
私も4年浪人しました。
自分の目標は譲れなかったからです。
親にはたくさん迷惑をかけましたが、
本当に感謝していますし、
倍にして恩返しをすれば何とかなります。
取り返せるものなのです。


親に迷惑をかけたくないなら、
自分で勉強すればいいんです。
心配かけたくないなんて言い訳で
妥協なんてしないで下さい。
何をしても心配しない親なんていません。
少しくらい心配させる方が
逆に親孝行になることだってあるんです。
我が子の成功を望まない親はいない。
今妥協をして幸せを逃して生きるのに
自分を言い訳にされたら親がたまらないでしょう。
本気なら、突き通すべきです。
それはワガママではなく断固たる決意というものです。


キミはまだ若い。
今だからこそ大いに我を通し
迷惑をかけて下さい。
ただし、それを当然と思わないこと。
反省と感謝と謙虚な姿勢を
忘れてはいけません。
それでは単なるワガママですから。


大事な時期です。
本当に大切にすべきことは何か。
忘れない下さい。


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