『目標をしっかり持ってアプローチの道筋を明らかにして、諦めず努力すれば夢は必ず実現できます。』
若田光一
日本人宇宙飛行士の若田光一さんが
4度目の宇宙へ飛び立たれましたね。
ISS(国際宇宙ステーション)では
日本人初の船長にも就任されるそうです。
若田さんは6日、
打ち上げ前の記者会見で
「成功に向けて1人1人の能力を最大限に引き出し、
いい結果を出せるようにしたい」と抱負を語っていました。
今回のロシアの宇宙船「ソユーズ」の言葉の意味が、
「団結」であるように、
宇宙空間での生活には一致団結が不可欠なんですね。
さて、このロシアの宇宙船「ソユーズ」は
2年前の2011年7月に
アメリカのスペースシャトル「アトランティス」が引退して以来、
今では唯一宇宙ステーションに人を運べる宇宙船になりました。
これは、アポロ計画以来初となる
アメリカの宇宙開発からの一時離脱を意味し、
逆にロシアの発言権の強化につながっているようです。
また、先日6月に宇宙飛行士3名を乗せ無事帰還した
「神舟10号」の中国は、
東京五輪が開催される2020年に
宇宙ステーション建設完了を目指して宇宙開発を加速。
今月5日に国初の火星探査機を打ち上げ、
宇宙開発競争に名乗りを上げたインドも爆進中です。
日本の開発技術を世に知らしめた
宇宙ステーション補給機「こうのとり」を武器に、
日本もこの競争では一目置かれているようですし、
宇宙はこれから一大ビジネス化に向けて
劇的な国家事業競争を引き起こしていきそうですね。
話は変わりますが、
実は若田さんは九州大学ご出身。
もともと宇宙飛行士を目指されていたのではなく、
飛行機の技術者を目指されていたとのこと。
今では日本を代表する宇宙飛行士として、
地球の外、宇宙にて活躍されていますが、
そんな若田さんが
九大広報部の「九大人」でのインタビューで
上記のメッセージを贈って下さっています。
-------------------------------------------------------------------------------
目標をしっかり持ってアプローチの道筋を明らかにして、
諦めず努力すれば夢は必ず実現できます。
--------------------------------------------------------------------------------
これは正に勉強の原理原則に他なりません。
明確な目標と、そこに至る筋道の具体化、
それを期限内にやり切る行動力が
望む成果を引き寄せるというのです。
もちろん勉強だけの話ではありません。
これは全てに通じる真理です。
①明確な目標
②そこまでの筋道の具体化
③不断の努力
この3つがあれば必ずキミの夢も実現するんです。
いや、別に夢なんかなくったって構いません。
夢がなくても「どんな自分になりたいか」という
イメージがはっきりしていればいいのです。
職業としてではなく生き方や服装や考え方のイメージでいい。
そして、そんな自分になるにはどうすればいいのか。
そこまで分かれば努力するだけです。
言うは易し、行うは難し。
でも、キミがその気になれば、
宇宙にすら飛んでいけるのだと
若田さんが証明下さっています。
そうです。
キミにもできることなんです。
そろそろキミの番が来ます。
今のうちからしっかり準備をしていて下さい。
0 コメント:
コメントを投稿