人は結構些細なことに翻弄されるものです。
ここ2,3週間で熊本市内のリサイクルショップ、アウトレットを全て回りました。
久しぶりに巡りましたが、掘り出し物が多数見つかりテンションアゲアゲですw
こういうの好きなんですよね、イイモノを安く買うの。
本当に素晴らしい家具がめちゃくちゃ安くなってたりして。
でも、安くなってる理由が必ずあるわけです。
それは単純に中古品だからというのもあるんですが、15万のソファが8800円ていうのはちょっと(汗)
一体何があったんだよって思います^ ^;
アウトレットなんてもっと不思議です。
だって、それはもともと新品ですから。
新品なのに40%オフとか普通にあるんですが、その理由が普段使いしてれば全く見えないような場所についた傷だったりするわけです。
それでこんなに安くなるのか!!!!
まぁ、買う方は全然嬉しいんでいいんですがw
これが買い物とかで、かつ購入者サイドにいると全く気付きませんが、実は私たちは本当に些細な要素に感情を持っていかれて判断を狂わされているのです。
家具がほんの小さな傷でも大幅に安くなってしまうように、あるアイドルは口元のホクロがチャームポイントかも知れませんし、ある国語の解答は1文字漢字がミスっているだけで0点になってしまうかも知れません。
目つきが悪いというだけで不快に思ってしまうかも知れませんし、ちょっとした言いまわしの違いで喧嘩になってしまうかも知れません。
全く同じ場所でも「休憩所」と呼ぶのと「ラウンジ」と呼ぶのでは印象が全然違いますし、それこそ同じフレーズでも「ひらがな」「カタカナ」「横文字」でガラッと受け取るイメージが変わってしまうものです。
ビジネスにおいてコピーライティングが重要視されているのも、その些細なことに影響を受けてしまう脳の構造を熟知しているからです。
心理学に卓越した者が(あるいは無意識かも知れませんが)顧客の感情トリガーを操り、見えないところで気付かれないように集客トラップを仕掛けている。
私はそう思っています。
逆に言えば、些細なことに影響を受けるからこそ、本来すべき判断を誤らないためにも、そういった脳機能を常に意識しておくと良いかも知れません。
きっと色んな場面で役に立つと思います。
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