2014年8月8日金曜日

世界が平和になるために私たちにできること



戦争がなくなればいいのにと皆思っているのに、
なかなかそんな平和な世の中にはなりません。

日本国内でも争い事はなくなりません。

「戦争はなくならないよ。
 だって大人はみんな自分が正しいと思っているんだから」
ドラえもんの名言です。

これは私の予想ですが、
今の倍、人の話に耳を傾ければ
もっとお互いに分かり合えるのではないでしょうか。

「耳を傾ける」とは
相手の価値観に共感しようと努めるという意味です。

自分の価値観こそが正しいと思うのは
閉鎖的な世界で生きていますという表明です。

自分の大事にしている価値観を
全否定する価値観もあるでしょう。
自分が当然だと思うことを
そんなことあり得ない!と思う価値観もあります。

戦争を知らない今の若い世代もあれば、
平和を知らない戦場の子どもたちもいるし、
飽食の日本とは真逆に
飢餓が深刻な国もあるのです。
生きている環境、背景が違えば
育まれる価値観だって自ずと異なる。
それを「私にはあなたのそれは理解できません」
と突っぱねているようでは
いつまで経っても戦争はなくならないでしょう。

私たちはもっと誠実になる方がいい。
相手を尊重し、受け入れ、その後で意見を述べる。
それだけでいいんです。

相手のことも考えずに
自分の意見を押し付けようとすれば、
相手も同じことをします。
最後まで話を聞かずに割って入ったり、
勝手に相手の言わんとすることを誤釈して
自分の世界で議論を進めてしまったり。

そしてお互いに話し合いでは解決しないとなれば、
手を出し、武器を持ち、ミサイルを放つ。

全ては小さな意見の食い違いです。
口げんかで済むのか核のボタンを押すのかの違いです。
でもその結果はまるで違います。

世界から戦争をなくしたい。
言うのは簡単です。
でも、どこか他人事ではありませんか?
戦争をなくすのは私たち一人一人の意識です。

偉そうなことを言ってすみません。
しかし、全てはそこから始まります。
戦争とは些細な食い違いから始まるもの。
それをなくさないと戦争をなくすなんて無理です。

最終的に意見が食い違っていいんだけど、
せめて誠実な姿勢で、相手を尊重して、
違いを認め合って両立しましょう。
「意見が違う」は喧嘩の理由ではないんです。

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