『一身独立して、一国独立す』福沢諭吉
今日、退職届を提出してきました。
今月末で今の仕事を辞め、
自身の新しい学習塾を立ち上げるためです。
私がしたいのはこんなことではない。
それが常に頭を過(よ)ぎっていた言葉でした。
金がもらえるだけの楽な仕事など
私には何の意味もありません。
それを良しとできれば楽だったろうにと思います。
その条件ならば今の職場はうってつけですから。
でも、残るのが金だけなんて
なんて悲しい働き方でしょうか。
さてさて、先に挙げた「一身独立して、一国独立す」とは
『学問のススメ』で有名な福沢諭吉先生の言葉です。
※そういえば慶応義塾大学で出題される問題では
「福沢諭吉“先生”」と書かなければ×になるとか（笑）
この言葉は「独立自尊」に根差した言葉であり、
福沢先生の書かれた同タイトルの本も出版されています。
「独立自尊」とは慶應義塾の教育の基本、
「人に頼らずに自分の力だけで事を行い、
自己の人格・尊厳を保つこと」という意味です。
私の大好きな『坂の上の雲』に登場する主人公の兄
秋山好古の好んだ言葉でもありました。
また、さっきちらっと触れた
「天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」
で有名な『学問のススメ』もまた福沢先生の作品。
「人は生まれながらに貴賎の差なし、
貴賎の差を生むは学問である」
教育現場では必ず登場する作品ですよね。
日本という国の最高額紙幣である
１万円札に描かれることから分かる通り、
福沢先生の意志は国の求めるものである
と言うことができるでしょう。
だからこそ『坂の上の雲』というドラマも
あれだけ豪華に作られたのだと思います。
ところで、先日このドラマが撮影されたロケ地の一つ、
三角西港に行って来ました！
第１話後半に登場する横浜港がそれで、
秋山真之（本木雅弘さん）と正岡子規（香川照之さん）が
英語教師・高橋是清（西田敏之さん）に連れられて
イギリス軍艦を見学に来るという場面です↓↓↓
あの頃、秋山真之がまだ若き青年の頃、
外国との圧倒的な技術格差を見せつけられたこの港で、
私も世界への一歩を意識しました。
まぁ実際にはこの港ではなかったわけですが（笑）
それでも良いんです！
その気になれればｗｗ
ということで、兎にも角にも、
日本の学習塾業界に巣くう既成概念を一変せねば、
貴重な子どもたちの可能性が潰されていきます。
誰もやらないのなら俺がやるしかない。
私にしか気付けない問題解決策があるのです。
「男子は一事を成せば足る」
この意識で、私はもうすぐ勝負をかけます！
３月末、銀行からの融資が下り次第、
学習塾業界への挑戦が始まるわけです！
当たって砕けろ！で本当に砕けるかも知れませんが（笑）
それでも戦わずして諦めるよりはよっぽどマシ。
絶対私が一矢報います。
少しでも、軌道が変わる程度でも
戦う意味はあるんです。
日本の勉強事情は変わらなくてはならないんですから。
かつて明治維新の折、
アジアで唯一近代化、西洋化を目指した日本は、
アジアからは頭がおかしいと笑われ、
ヨーロッパからは“サルまね日本”と蔑(さげす)まれました。
それでも日本は狂気の“サルまね”を本気でやり通した。
日本が世界で台頭できた素地は
この「意志貫徹」にあったのです。
「意志貫徹」
いよいよカウントダウンです。
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さて、いよいよ熊本・水道町に
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当アカデミーオープンを記念致しまして、
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