『素人の想像と推測ほどビジネスにとって怖いものはない。それよりも成功者がやっている通りにマネし、間違っているところの軌道修正をしていったほうがうまくいくことが多いのだ。我流でビジネスを進めていてもロスばかりが生じ、全く進まない時がある。』
与沢翼
今回のネタはこちらの記事から▼
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橋下市長、英語スピーチ初挑戦で熱弁 でも…「２度とやらない」
http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/130214/waf13021420160037-n1.htm
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※上記の動画は別物です
１４日、市中央公会堂（大阪市北区）で、
国内外の起業家や投資家らが集まり、
起業家精神のあり方などについて意見交換する
「国際イノベーション会議」（市主催）が開催されたそうです。
現実にこういった起業家・投資家の方々が
急に国内に集結してガンガンやり始めたら、
今の経済バランスが大きく揺らぎ、
その一部の“侵入者”によって
根こそぎ持っていかれるんじゃないかと
邪推してしまったりしますが、
逆に言えばそれくらい刺激的な変革を起こさないと
日本は変えられないということなのでしょう。
イノベーションというフレーズは
近年の流行り言葉のようにここかしこで聞かれます。
innovationとは、物事の「新結合」「新機軸」
「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」
（を創造する行為）のこと(Wikipediaより)だそうです。
これは要するに
「今あるものの別の側面に気付くこと」とも言えます。
極端に言えば、
理科の勉強をしていて月の満ち欠けを学ぶのだけども、
ふと気付いたら
月は地球に常に同じ面しか向けていないことに気付く、
みたいな。
月のことめっちゃ勉強してたのに
表しか見ていなかった自分に気付く的なことが
ある種のイノベーションなんですよね。
そうすると、
そもそも今あるものそのものをまず知らないことには
議論にならないわけです。
目の前にスイカがあるのに
それを「これはウリだ」と思い込んでしまっている時点で
イノベーションの段階には絶対に行けません。
与沢さんが言われていることを勉強に当てはめると、
勉強が何かもはっきりしないうちに、
勝手な推測で我流の勉強方法に走っていても
必ずどこかで壁にぶち当たる、
ということです。
まずは専門家の真似をしてみて勉強を知る。
知ってくるとはじめて
自分の感覚とのすり合わせができるようになり、
その結果自分にしか見えない側面が見えてきて、
そこから自分独自の勉強法が生まれるんです。
それが正にイノベーション。
これから先、勉強をまともにやって、
真面目に会社勤めをしていても、
「稼ぐ」というフェーズには行けなくなる時代です。
だから今起業家という価値観が脚光を浴びているんです。
サラリーマンや公務員になることの方が
もちろん分かりやすく安全な道と言えなくもない。
ただし、私はこう言われたことがあります。
「出社時間も、働く時間の長さも、着る服も、やる仕事も、
全部相手に決められる上に、
自分の給料すらも自分で決められない。
そんな８時出勤５時上がりの生活が
１週間あり、それが４回で１カ月になり、
それが１２回あって１年になって、
それが３５回転したら引退って。
そんな制約だらけの人生を強制される上に、
自分のたった１本しかないライフラインも
会社にあげちゃって、
会社に『はい、さよなら』って言われたらおしまい。
そんな人生をさせてもらうために何十社も頭下げて回る
就活生のことが俺には理解できない。」
暴論と言えば暴論。
でも私には正論に聞こえました。
野望に燃える私なんで、余計火が付きましたね（笑）
私はそんな先の知れた人生なんてイヤだと。
私はもっと大きなことがしたいと。
あと、こうも言われました。
ちょうど内定切りが話題になっている頃です。
内定切りとは“理由のない合格取り消し”みたいなもの。
された本人たちはニュースの中でも被害者的で
ショックや不安をインタビューで答えるんですね。
世論的には「内定切りなんて酷過ぎる！」という流れ。
そんなときです。
「そんなん、切られるところにいる奴が悪いんじゃん」
最初からもっと頑張って上の方にいる奴らは
内定切りなんてされずに就職していくんだよってことです。
これは暴論でしょうか？
小学校行って、中学校行って、高校行って、
大学行って、就職して。。。
という生き方しかイメージできていない人は、
そのルートでつまづくと落伍者（らくごしゃ）になってしまう。
そこで再起を図れないとアウトだと思ってしまうんですね。
でも本当はそうではない。
そのルートは、
あくまで無数にあるルートの１本に過ぎない、
と気付くことが必要なんです。
それが自分の人生に対するイノベーション。
会社に選んでもらおう、ではなく、
自分が会社を選んでやるんだ、という発想。
もし行きたい会社がないんだったら
それはもう自分で創るしかない、という発想。
それがイノベーションなんですね。
そしてその発想の転換で新しい気付きを得、
目の前の問題をどんどんブレイク・スルーしていく者が
「起業家」という人種なのでした。
ね？起業家ってカッコいいでしょ？（笑）
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