2013年7月21日日曜日

キミは何に束縛されている?


 『できない子は、生まれつきではなく、できる子であるわけがないという決めつけからつくられる。』
ピーター・ドラッカー

自由を束縛されると
人は居心地の悪さを
敏感に感じ取るものです。
しかし、
どんなにその束縛から抜け出そうとしても
抜け出せない経験を何度も繰り返すと、
「ここからは抜け出せない」と学習してしまいます。
良くも悪くも繰り返すと学習になり
認識を凝り固めてしまうのです。



これはインドの象使いの使う「象の調教方法」と同じです。


小さな頃から杭に繋がれた象は、
何度も何度も逃げようと杭を引っ張るうちに、
その抜けない杭に抵抗することをやめてしまう。
失敗体験を繰り返すうちに無気力になるわけです。


杭を引き抜けるほどの大きさになっても
杭に挑むことをしなくなる象には、
もう逃げ出す気力はありません。


実は今の成績の伸び悩む子たちは皆そうで、
頑張っているのに伸びない
という経験を積み重ねることによって
自ら学習して“無気力”を生み出してしまっているのです。


無気力が生み出されてしまう原因には
勿論他にも根深いものがあると考えられます。


勉強がそもそも面白くないとか、
勉強を頑張っても意味があるようには思えないとか、
今の大人たちを見ていると
頑張った先に幸せがあるようには思えないとか。
子どもたちには色んなネガティブなビジョンが
勉強にくっついてしまっているようです。


さて、このことを踏まえて考えたとき、
自分を制約しているのは一体何なのか
という問いが浮かんでこないでしょうか。



無気力を、 制約を生み出すものは
「思考」なのか「環境」なのか。


「思考」とは詰まるところ「知識」に過ぎないので、
知識を吸収する努力や経験の豊富さが、
思考の幅の鍵を握ります。



逆に、
制約されていると思うのは感情的な部分だけで、
実際には何物にも制約されていないケースもあるわけです。
それだけ一体何に制約されているのかを
見極めるのは極めて難しいのです。


自由を束縛されるストレスは
潜在的に気力を蝕(むしば)んでいくものです。
束縛され、頑張っても逃げられないという経験が

徐々に気力を衰えさせていきます。


ただ、この制約条件と向き合うことは
できれば避けず向き合って欲しい。
自分を制約する何かを明確にすることこそ、
ブレイクスルー(現状打破)の大きなポイントなのです。



今のままでも良いや、
なんて考えていると楽かも知れませんが、
どこか苦しくないでしょうか?
何かしないといけないのは分かっているけど、
何もする気にならない、という時ほど
もどかしいことはない。


でも、今しかどうにかすることはできません。
以前にも言いましたが、
気力のない者にいつまでもお金が払えるほど
今後の日本は強くはありません。
自分の力で何かを生み出す準備を
今のうちにしておかなければ、
誰も助けてくれない歳になったとき、
一番苦しいのはキミなのです。


恐怖を煽るわけではありませんが、
つまるところ今のうちになら
まだキミの未来をいか様にもできるということです。
こうやってブログを読んで下さっているキミこそ
何かを胸の奥でくすぶらせている
未来の日本の“可能性”です。
キミが諦めなければ、
キミを見て諦めることを止める誰かが必ず生まれます。
キミ一人の力は

キミ一人分ではないんです。


もし自分の可能性が見えないと言うのなら、
一体何が自分を束縛しているのかと
考えるタイミングなんだと思いますよ。


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