2013年7月30日火曜日

これがキミの本音です。

 
『「秘訣」を知りたい、いうことは、ようするに「楽」したいわけやん?それは「楽」して人生変えたり、「楽」して成功したいっちゅう「甘え」の裏返しやん?』
ガネーシャ

前回の投稿は読んでいただけたでしょうか。
今日は珍しく続きものです(笑)


さて、前回明確にしたのは
「ゲームにハマる要因」についてでした。


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「目的が明確」「目的地までのプロセスも明確」
「プロセス内での成長も数値で見えて明確」

ということに加え、
「失敗がない」「痛みがない」上に
達成感だけはしっかり味わえるというのが、
ゲームにハマる要因だと考えられます。
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こんなこと言ってましたね。


これって、裏を返せば
「それを人は求めている」
ってことではないでしょうか。


これは、
成果が保証されていて痛みもなく、
最初から何をどれくらいすれば
どんなレベルまで到達できるかが分かっていれば、
勉強だって面白いものになり得る
ということを示しているんです。


じゃあ勉強はそんな風に成り得るのか!?
という可能性の話になってきますね。
その可能性がもしゼロなら
そもそも議論の余地はないはずですから。


でもゼロじゃない。


ゼロじゃないどころかむしろ、
そうすることが勉強攻略のカギになるのです。


では、改めて要因を整理してみましょう。


・目的が明確
・目的地までのプロセスが明確
・プロセス内での成長が数値で見えて明確
・失敗がない
・痛みがない
・達成感がしっかり味わえる


この全てを網羅すれば勉強もゲームになる。
では、吟味していきましょう。


吟味するときは順不同です。
すばやく結論が出そうなものからランダムに
取りかかりましょう。


まずは「達成感がしっかり味わえる」ですが、
これは除外します。
意図的にコントロールできるものではありませんし、
頑張った結果確実に得られるものですから、
これは「得られる」前提でいきます。


次に「目的が明確」について。
これは意図的に絞り込むことが可能です。


例えばテストの点数を考えてみます。
テストは期日が決まっています。
どのテストを目的地に据えるかで
“到達日”がハッキリします。
合わせて「目標点数」を決めましょう。
仮に80点ということにすれば、
“到達目標”も明確になります。
これで「いつまでに」「どこに」という
目的地が明確になりました。


つまり、目的は意図的に明確化することで
クリアすることができるのです。


次は「プロセス内での成長が数値で見えて明確」。
これも意図的に解決してしまいましょう。


例えば、必ずしも数値でなければならないことはありません。
数値でも良いし、数値じゃなくても良いとしましょう。
そうすると自分の頑張った分を目に見える形で残す
という根本的な発想に辿りつきます。
そしてそのためには「記録」を残すのが一番である、
ということになります。


それはページ数でも構いませんし、
教科名でもしたことでも時間の長さでも良いでしょう。
とにかく、その日に自分が達成したことを
数値や言葉で「記録」にしてしまうのです。
そうすることで
経験値がいくらかが分からなくても、
どれくらい自分が成し遂げてきたのかが
明確になります。
自分の実績は自信のタネです。


「目的地までのプロセス」ですが、
これは最初から自分で考えるのは大変です。
塾の先生や学校の先生に協力を仰ぎ
他力に頼って解決した方が無難です。
慣れてきたり理屈が分かってきたら
自分で解決できるように練習してみて下さい。


「失敗がない」に関しては半々です。
自分で意図的に回避できる部分と
結果を受け入れるしかない時があるからです。


例えば、受験における不合格という結果を
あえて“失敗”と捉えるとすると、
その“失敗”に関しては受け入れる他ありません。
どんな綺麗事を口にしても
不合格はやはり未到達のことですから、
“失敗”と呼ぶべきものでしょう。


ただ、逆に言えば、
受験の結果以外の結果については
失敗と呼んでいいものはないとも言えます。
それがテストの赤点だろうと計画倒れとしてもです。
それらは失敗ではなく“経験”です。
合格への“糧(かて)”と言うこともできます。
単なる言葉の問題ではなく、
それらは対処が可能なことですから、
不合格という受け入れるしかない結果とは違い、
失敗と呼ぶべきものではありません。
経験として次に活かす反省の場なのです。


最後に「痛みがない」ですが、
これは痛みをなくすためにあえて遠回りできるか、
という点にポイントがあります。


勉強にとっての痛みとは精神的な面での痛みです。
それはざっくり言えばストレスに他なりません。
問題は、
自分が何にストレスを感じているのかということです。
例えば勉強そのものにストレスを抱えているのか、
勉強以外にストレスの原因があるのかが
はっきりできるのが望ましいんです。
はっきりしさえすれば対処できます。
その対処に時間をかけることができれば、
全体的に勉強していくプロセスで受ける痛みは
大幅に緩和されるはずです。


もしくは、ストレスのはけ口を準備しておくことも重要です。
最初に根本的な原因を取り除けなくても、
常に対処法を用意しておくことで
自身をメンテナンスすることができます。


なんだかこれだけ読むとめちゃくちゃ大変そうですね(笑)
でも、実際にはそんなことはありません。
文字にすると結構なボリュームですが
印象ほど大変なことはないので安心して下さい^^


勉強をゲームのようにクリアすることはできるんじゃないか!?
この発見があっただけでも相当なアドバンテージです。
そしてそれを実行に移せた者から
競争という苦痛から解放されるんです。


キミも必ず、勉強の苦痛から解放される時が来ます。
是非今日の話を参考に攻略法を見つけて下さいね!

 

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