2013年7月30日火曜日

ハマるのも無理はありません。


『本当に価値あることを成し遂げるためには、遠くを見据えて、はるか彼方の地平線へ向かって努力を重ねていかなくてはいけない。』
ダニエル・ピンク

最近部屋の片付けをしていたら、、、


発見!『ドラクエV』!!!


私が一番印象に残っているゲームソフトが
実はスーパーファミコン版のドラクエVです。
それがプレステ版になったというので
いつだったか買ってみました。


基本ゲームはしない私ですが、
見つけたついでにちょろっとだけ(笑)
しかし意外に面白いんですね、これ。
気付いたら1時間くらいやってましたww


ただ、その1時間と、ゲームをやろうとした直感は
面白い発見を私にもたらしてくれたようです。


今日は「キミがゲームにハマる理由」について
ズバリお話ししたいと思います。


ただし!
ただゲームを分析するんじゃありませんよ!!??
その要因を勉強という現実にリンクさせて、
「勉強を面白くすることはできないだろうか!!??」
という視点でこの先を読んでいって下さいね。


さて、考えられる理由は以下の点が挙げられます。
①苦痛がない
②迷いがない
③分かりやすい


「①苦痛がない」
これは肉体的にも精神的にもそう。
全く苦痛がなくストーリーが進んでいきます。
ある意味ぼーっとしてでもできるんです。
たまに上手く操作ができなくてイラっとするような
感情的な苦痛はあったりしますが(笑)、
どんなに敵に攻撃されても
基本自分自身はノーダメージでいられます。


「②迷いがない」
ゲームでは失敗を恐れる必要が
ほとんどありません。
仮に全滅してゲームオーバーを宣告されても
ボタン一つで何事もなかったかのように
再スタートすることができます。
ストーリーが多少戻ることはあっても
それを恐れて挑戦を迷ったり、
ストーリーを先に進めることを
戸惑ったりはしないでしょう。


また、プロセスもはっきりしています。
敵を倒せば経験値が増えて、
それを繰り返せばレベルが上がります。
その全てが具体的な数値で示されますので、
次にレベルが上がるまでにどれくらい
敵を倒せばいいのかも分かります。
お金が欲しければ敵を倒せば良いですし、
用意されたイベントをクリアすれば
次に行くべき場所も教えてもらえますし、
何をすれば良いのかもあらかじめ決まっています。


「③分かりやすい」
これはシステム的な部分ですね。
例えばドラクエVの主人公たちの目的は
至極明確です。
「世界平和のための魔王打倒」
その旅の途中には
名産品を集めて回るとか、
小さなメダルを集めて回るとか、
母マーサを見つけるといった小目的もありますが、
魔王を倒せばクリア!という
大枠の設定はとっても分かりやすいです。
どんなフィールドが広くても
目指す場所は最初から1つですから。


以上の3点をまとめてみると、
要は「目的が明確」「目的地までのプロセスも明確」
「プロセス内での成長も数値で見えて明確」
ということに加え、
「失敗がない」「痛みがない」上に
達成感だけはしっかり味わえるというのが、
ゲームにハマる要因だと考えられます。


もちろん、ゲームの主人公を
アバター(もう一人の自分)と認識させられるだけの
ビジュアルや構成も重要なハマり要素でしょう。
主人公たちの成長を自分の成長のように
錯覚するからこその達成感です。


と、こうして見ると、
ゲームというのは現実逃避先としては
格好のツールだと言うことができそうです。
これではハマるのも無理はありませんね。


では、このゲームの持つ面白さの要因を
勉強という現実にリンクさせることはできないのでしょうか。


次回はこの点を吟味してみることにしましょう。


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