2013年7月23日火曜日

投票はそんなに大事なことなのか!?


『「面白い」ということと、それが「真理に近い」かは別の話であるということです。』
入山章栄


先日参議院議員選挙がありましたね!
投票率を気にしていましたが 52.61%の投票率。
戦後3番目に低い数字だったようです。


ただまぁ、午後6時時点で32.64%、
午後7時半時点でも36.62%だった点からしても、
駆け込み投票で不自然なくらい投票率が伸びていましたので、
結果国民の有権者の半分強は
選挙に参加したということになります。


今回は「投票に行かなかった者の一人」として
あえて今の選挙にモノ申す!的な内容にしようと思います。
皆が「投票しなきゃ!」「選挙は行かないといかん!」
みたいな話ばっかりだと詰まらないし(笑)


むしろ、本当に投票に行くことが
そんなに重要なことなのかという
常識を疑ってみる視点で考えてみましょう^^


さて、今回の投票率の低さですが、
これは有権者の半分の方に
投票に向かうことがさほど重要なのではなく、
投票に行っても無力であると思わせるような政治をしている
彼らにも大きな責任があるでしょう。


もちろん、投票に行けなかった方には
様々な理由があるでしょうが、
しかし、意図的に行かなかった方の比率が
どのくらいあったのかっていうことですよね。


とりあえず私は「行かなかった」派です。
教育者としては行くべきだ!
とか言われるのかも知れませんが、
私は今のままの選挙が続くようなら
投票には行く気になりません。


何より、
政治家に頼ってないで
自分で何とかしようと思って動いているし、
投票に責任を持つことよりも、
日本の将来に責任を持ちたいと思っているからです。
あのような不毛な選挙に付き合ってないで
自分なら何ができるかを考えた方が
日本の変革に直結している。
何より私の思いは1票に託せはしても
今の政治には届かないでしょう。


私の1票は何も政治に影響を来たさない。
それが現実です。
なぜなら政治を決めるのは
あくまで国民の総意ではなく
世界の情勢と他国とのつながりだからです。
むしろ、そうあるべきだとも思います。


国のことを一番知っているのは政治家の人たちでしょう。
彼らが判断材料を持っている。
何も詳しいことも知らない感情的な国民の、
有権者の総意に合わせてないで、
本当に日本の復活のためにすべきことを
やることの方が重要だと思うのです。
日本は瀬戸際に来ているのに、
政治家の皆さんが国民感情に振り回されるのは
考えてみたらちょっと怖い(笑)


国民の支持を得ようとするから、
国民が喜びそうなマニフェストを掲げようとするし、
選挙が人気取りになる。
国の行く末を占う重要な選挙だと言われているのに
私からすれば不毛なやり取りです。


投票に行かない者には政治に文句を言う資格はない
なんて言われますが、
有権者に与えられてるのは権利ですから、
それを行使するかしないかは自由です。
価値ある選挙なら私も参加しますが、
本当に大事なことは何なのでしょうか。


おそらく政治家になるよりも
民間の立場から現状を変えた方が
政治に影響を与えられると私は思うのです。


今回参議院で与党が過半数の議席を獲得できたことで
ねじれが解消されて法案決定がスムーズになります。


ネット選挙運動が解禁されグレーゾーンの多い中で、
それをうまく活用した者がいたのは
おそらくイイことなのでしょう。
山本太郎さんがその代表格ですよね。


ただ、その反面、
ネット部隊が情報分析をして、
その結果に合わせて
選挙演説の発信情報を変えるということは、
結局は人気取りに過ぎないのではないかとも思います。
人気取らないと政権取れないし、
国民の世論は大切だけど、
必ずしも知識のない国民に迎合するような演説で
投票対象を決める今の選挙のやり方は
誠実な活動とは言えないのでは?
というのが私の考えなのです。


「有権者としての権利の行使」
この言葉自体は重たく聞こえますが、
その権利を行使した先にあるものが何なのか。
キミが有権者になったときに
ちょっとだけ考えてみて下さい。

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