四当五落のような言葉は
時代遅れの思想としてもはや死語ですが、
上記の言葉は
今なお廃れずに生き残っているのは、
おそらく真実に近いからでしょう。
正直苦労は買いたくありません。
が、自身は見事に
この通りになっています。
おそらくは公務員や
サラリーマンの方が楽にお金は
得られたことでしょう。
しかし、私は社会不適合者。
上の命令に黙って従うなんて無理ですし、
ましてや理不尽に我慢するなど
もってのほかです。
以前働いていた学習塾でも、
無思考な前任者たちを見て
これじゃ現状は変えられないなと判断。
塾のシステムだけをしっかり勉強した後、
すぐに辞めました。
その次に勤務した塾では
無能な理不尽上司とバトり、
勤務教室を変えてもらいましたが、
結局は子どもを潰す
勉強法を教えるやり方についていけず
程なくして辞めました。
基本的にはワガママなので、
自分の思ったようにいかないと
イヤなのですが、
ただのワガママならただのバカです。
ワガママ貫くだけの勉強は
してきたつもりです。
そうすると、
他の人よりも勉強に関しては
詳しくなれていると自負しています。
でも、勉強をここまで研究する人間はいないので、
結局は誰にも
理解されないという事態に陥っています。
こう言うと「自分が正しい」ことを前提にしているようで
不快に思われるかも知れませんが、
事実そうです。
他の方の数倍は勉強について詳しい。
というか視えている。
だから”塾”を棄てたのです。
少し話がずれたので戻すと、
苦労は自ら率先して飛びこむという前提であれば、
かなり自分を鍛えてくれます。
否が応でも自分と向き合わざるを得ないし、
世の中を眺め、
自分の性格と照らし、
人に愚痴って(こんな風に!?)、
でも踏ん張って前に進まんと
死ぬほど考えて勉強して
解決策を生みだし、
講じて、結果を出さねばならないわけです。
これが“させられている苦労”なら
絶対精神的にやられますよ。
やめた方がいい。
でも、買ってでも苦労しろと言う人は
自分から苦労に飛び込む人なんです。
飛びこむ気もない人に飛び込めと言う当人は、
リスクを何とも思わずに行動できる人なんです。
前提がまずちがう。
自分は偶然そうなれたけれど、
もしこんな性格でないなら
苦労なんかしたいわけないんです。
でも受験勉強とかって
とりあえずは頑張れば
分かりやすい結果が出るわけで、
それが人生を大きく左右します。
世の中、学歴社会ではなくなってると言われていますが、
結局は蓋を開けたらそうならざるを得ません。
だって、それだけ頑張ったから
学歴持ってるんですもん。
優遇されるだけの能力持ってますよ。
中には学歴が高くなくても
能力の高い人はいます。
数だけ見れば山ほど。
でも学歴あって高給取りになる確率からすれば
学歴なくて高給取りになれる確率は
はるかに低いのが現実です。
『君主論』を書いたニッコロ・マキャベリは
こう言っています。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
どう生きるべきかということと、
どう生きるかということとは
必ずしも一致しない
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
この言葉は、
苦労している人には
本当に実感として刺さるはずです。
別に勉強が全てではないのだし、
しないならしないでも良いんです。
その結果を自分でちゃんと受け止める
責任は本人にあるわけですから、
自己責任で完結すれば問題ありません。
でも、勉強したくないと思いながら
勉強という土俵で闘っていて、
勉強なんてと不平を言うのは
正直間違っていると思います。
しないか、するかです。
私もこれまで受験というフェーズと
正に今の段階で、
かなり追いつめられています。
状況的にと言うよりも
精神的にです。
自分で勝手に自分を追い込んでいるので
誰のせいでもないのですが、
追いつめられた世界から
様々なことを追求せんともがいていると
世の中の本質が垣間見えてくるものです。
最近はちょっとしたアホな人間の
理不尽な奇襲にあって対処していますが、
そういう出来事があったりすると
自分の本質すらも浮き彫りになってきます。
日頃からペルソナを演じている自分の
メッキがボロボロと剥がれていく感じです。
それが受験時代にもあったわけです。
そして、そういったことを
人生の最初で経験できるのが
受験だったりするわけですが、
そういった時期に
考える暇もないほど勉強漬けにされると、
子どもたちは無気力&無思考人間に
なってしまうわけです。
大学3年の最後になって
就活を始める頃にやっと
「あ~俺にはサークルとバイト以外に
語れるものがね~」
と気付くわけです。
今日はなんだか愚痴愚痴書いてしまいましたが、
苦労をするのかしないのか、
勉強という土俵で闘うのかどうなのか、
その点をしっかり明確に方針立てしてから
どの苦労に飛び込むかを
決めると良いと思います。
では。
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